【税理士試験対策】所得税法無料講座!第2回【所得金額とは?】

第1回では超過累進税率を主に見てきました。

次は【所得金額】について見ていきたいと思います。

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第1回の問題の解答

問1:5,204,000円(20,000,000×40%-2,796,000)

問2:15,454,000円(45,000,000×45%-4,796,000)

特に難しい点はありません。

表に従って計算していただければ大丈夫です(*^o^*)

所得金額とは?

前回所得税法の計算方法は

(所得金額-所得控除)×税率

と説明しました。

所得金額とは

収入-費用

のことです。

収入-費用と考えるだけならば大して難しい話ではありませんよね。

ただ、所得税法ではここが特殊

この考え方は所得税法独特な考え方なのです。

それは…

所得税法では

収入と費用を

10種類に分類するということです!!!

10種類に分類?

はい、当然「???????????」となりますよね。

普通は会社の利益の計算は

すべての収入を合計額から

すべての費用の合計額を引いて

利益を求めます。

つまり、収入と費用はまとめて計算されます。

ただ、所得税は会社の計算と異なり

収入と費用を10種類に分け

それぞれ利益を算出します。

つまり、利益をまとめ計算しないのです。

10種類のそれぞれ名前は?

では、10種類に分けるということですが、その種類の名前は?

具体的に挙げていきます。

  • 利子所得
  • 配当所得
  • 不動産所得
  • 事業所得
  • 給与所得
  • 退職所得
  • 譲渡所得
  • 山林所得
  • 一時所得
  • 雑所得

この10種類となります。

なんとなくこんな感じの所得かな~?というのが分かる所得もあると思いますが、意味不明な名前もあると思いますので、1つずつ説明していきますね。

利子所得

名前の通り利子(利息)の収入ですね

配当所得

こちらも名前のとおり配当金による収入です。

不動産所得

不動産の売買ではなく、不動産の貸し付けによる収入になります。

事業所得

農業、漁業、製造業、卸売業、小売業、サービス業などその他の事業から生ずる

収入となります。

他の比べあまり意義という意義はないです。

給与所得

給料や賞与などの収入です。

退職所得

退職金などの収入です。

譲渡所得

不動産の売却、骨董品や金などの売却、株等の売却による収入です。

山林所得

山林の売却による収入です。

一時所得

偶然性の高い収入です。

例えば、自動販売機の下に100円が落ちてた!

ラッキーとなると思います

それです笑

雑所得

上記9つのどれにも当てはまらない収入です。

意義はありません。

これは、すべての区分を定義してしまうと、どれにも当てはまらない収入が出てくるため

それはまずいからです。

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分ける理由

具体的な内容は後日説明しますので、今は

雰囲気を分かってもらえれば(*^o^*)

では、分ける理由(10種類に区分されている理由)はなんでしょう?

そもそも法人税法では分けません。

それは問題ないからです。

ただし、所得税法は分けないといけない理由があるのです。

収入の性質に応じた計算

見出しでもあるように分ける理由は収入の性質に応じた計算をしなければいけないから

です。

これがすべてとは言いません。

が、私はこの考え方が一番しっくりきます。

では1つ例を挙げます。

AさんとBさんはそれぞれ1000万円稼いだとしましょう。

では普通ならば?

超過累進税率で税率を掛けて税金を計算します。

両者とも同じ金額稼いでいるの税金を同じになるべき!

と思うことでしょう。

確かにそうですが

では条件を少し加えます。

Aさんは給料で1000万円稼ぎました。

Bさんは会社を定年により退職金で1000万円稼ぎました。

どうですか?

同じ1000万円を稼ぎましたが、今度は稼いだ方法が違いますね?

Aさんは来年また通常ならば1000万円の給料を稼ぐことが出来ます。

しかし、Bさんは会社を退職しましたので、今後稼ぐことが出来ません。

また、退職金は常老後の資金として貰うものです。

それを考えたらBの方の税金を少なくしてあげるべきだと思いませんか?

これを「Bの方が担税力がない」といいます。

なのに、同じ1000万円を稼いだから、同額の税金を徴収するのはBさんがかわいそうですよね?

となれば、すべての収入と費用をまとめて計算すると、それが考慮できないのです。

そのため、同じ収入でも性質(担税力)に応じた計算により利益を算出する必要があるということです。

それを分けたら10種類になった…

と思ってくれればいいと思います。

問題

今回は計算はないですが、10種類の名前とその特徴

分ける理由を確認しましょう!

まとめ

今回はここまでです。

所得区分を分ける理由は最初はイメージができません。

少しずつ慣れていきましょう!

次回は所得控除について説明します!

続けて学びたい方はこちら(リンクが貼られていないときは作成中です)

→【税理士試験対策】所得税法無料講座第3回【所得控除とは?】

ありがとうございました!

この記事は作成当時(公開日又は更新日)の施行法令等に従って作成しています。

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